今日は11月22日は夫婦の日!
そして私たち夫婦の15回目の結婚記念日です(*^^*)
こんなに初々しかったんです、私たち夫婦も。
この時すでにお腹に長女がいて、結婚式なんでできるのかな?
って感じだったんですが、万全の体制を整えて決行しましたね。
私たち二人は、式なんてしなくても良かったんですが
増岡の家はとても厳しくて、
また実家の母は、女手一つで育ててきたので
結婚式もしてもらえないような嫁ぎ方をしてほしくないと
当事者そっちのけで、親と親との意地の張り合い状態で
たいへんでしたね。
大酒飲みでDVだった父が15の春にあっけ亡くなってからは
ある意味平和ではあったのですが、
今度は生活苦がのしかかってきたんです。
母は朝から晩まで働いて
いつ帰ってくるかわかならない。
当時私は、高校に入学したばかりで
身長の高さをかわれてバスケットボールに
青春の汗を流していた頃です。
21時過ぎに帰ってきて、洗濯、ご飯
その日の復習、予習ととてもとても時間がたりなくて
そして、なによりもお金がないというのは、
当時学生の身分である私には
どうにもならないことでした。
進学校なんで、アルバイトは絶対禁止。
入学当時から奨学金をもらっていたので、
それをおこずかいや食事代に。
しかし9000円なんてあっという間になくなります。
私には2つ下の弟がいます。
食べ盛りですし、
まだ一学期、必要なものがたくさんあり、
お金がたりない。
ある日、部活の部長から
「シューズ代っていつ払ってもらえるの?」
と。コツコツためたお年玉を下ろして
支払いを済ませ、バスケはやめました。
人間関係の問題ではありません。
JRで片道1時間半かけて通っていましたし
定期代だけでも金額が太いです。
時間もお金も体力も続かないです。
↑ 私っていつも言ってますね 笑
なんで私の人生ってこうも親に振り回されるんだろうって
罰当たりなことを考えていました。
おばあちゃんがたまに来てくれて
よく話を聞いてくれたもんです。
「親ってね、生きてくれているだけでありがたいんよ」
いつもそう言って聞かせてくれてましたが
そう思えるようになるまで
ずいぶん時間がかかりましたね。
いま思えば本当に親不孝もんだと思います^^;
おかげさまで家族みんな元気で
結婚15年を迎えることができました。
「人生に無駄はない」
いままでいろんな人と出会い、
いろんな経験と向き合ってきて
ようやくそう思えるようになりました。
そう思えるまで、何が何でも生きて幸せにならないとね。


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